どうも、サバ缶は水煮より味噌煮派のうたかたです。
順調に歳を重ねてきた中で失くした感覚もいくらかある。
思春期に友人界隈で恒例だったのが、真冬の深夜徘徊。
泊まり前提で集まり、ひとしきり夜更かしして1度は寝ようとする。
眠れずに、好きな女の子の話になる。
なんか会いたくなって、近くに感じたくて、友人達それぞれの好きな女の子の家の近くまでサイクリングに行くのだ。
雪道の安定しない危険な自転車走行、身体が芯まで冷える。
道中の自動販売機であたたかいロイヤルミルクティーを買い、それを感覚を失った手で包み込み生命の息吹と恋心をじんわりと実感したものだ。
今は…会えないなら行かない、寒いから行かない
あたたかいロイヤルミルクティーを飲んで…少しだけ淋しく、少しだけあたたまった
舐めさせろ