離れない 離さない 離したくない君
いろんな言葉で君に愛を告げてきたけれども
終わりさ みんな終わりさ 僕のひとりよがり
君へつないだ心の糸は今プツリと切れた
どうも、初恋の女の子は純子うたかたです。
初恋を想い出すとセットでよみがえる淡い気持ちがある。
僕と彼女は両想いの誓いを交わすことができたが、中学に入りクラスが別になると状況は一変する。
というか小学の時からその兆候はあった。
バスケでもしのぎを削った親友…僕と彼だけが上級生に混じって練習したり上級生を差し置いてレギュラーを獲得したり、いつも比べられたし僕も彼を尊敬していた。
実はそんな彼も彼女のことが好きで、純子をめぐる三角関係の構図だったわけだ。
授業の中休み…いつもじゃれ合う2人を遠くから見ていた僕は、やがて身を引くことになる。
それなりに切なかったが、愛の行方が許せないとか彼女や彼を許せなかったとかはない…はずだったが…
その頃から、彼と会話した記憶がない。
同じスタメンでチームワークが必要とされるバスケにおいてほぼ中学3年間だ。
アイコンタクトのみ…。
もちろん一緒に個別練習することもなくなった。
彼はチームのエースで後に高校の全国得点ランカーにも入るほどうまい選手だった。
そんな彼ともっとコミュニケーションが取れていたら…あるいは僕ももう少しバスケが上達して楽しめたかも知れない。
高校で彼と敵として再会したかったが…以前ブログで示した通りクソな大人のせいでそれは叶わなかった。
これらが相まって、僕の初恋はなかなかほろ苦い。
中学卒業の日、純子から家に電話があった。
「うたかた…ずっと好きだったよ」
悪い女だよあんたは…純子!!
抱かせろ!!
舐めさせろ